2013年3月13日水曜日

新政クラブ視察報告 広島県熊野町

書道教育を視察して
 学習指導要綱では書道は小学校三年生からでありますが、広島県熊野町では、小学校一年生から書道の授業を行い学力向上につなげている。
 熊野町立第四小学校で実際の授業を見学させて頂きました。
 教室に入り、まず驚くのは子供達の姿勢が大変すばらしい事です。起立して発言する時もきちんと椅子を机の下にしまい、聞き手の子供は皆、発言者に体を向けて聞いています。
【立腰】を心がけ、「足はぺったん床の上・背中ピン・お腹と背中にグーひとつ・立った時にはかかとをつけて六十度」の合い 言葉で大変姿勢が良かったです。
 書道の授業では「川の字を書いて」の時間でしたが、書き順、筆使い、注意点、素書き、なぞり書きと行って半紙に書き、次に注意点を自分で見つけて 最後に清書です。
 その後は、半紙に書いた書の中で一番良いものに名前を書き、最後に自分の良かったところ悪かったところを発表します。
 授業中に集中が切れる子供もいなく整然とした状態で一時限が行われました。授業を見学後、林校長先生などから話を伺いましたが、授業数を十五時間多くしているそうです。
 小学校一年生から姿勢や礼儀を躾る事をはじめ、小学校高学年や中学生にまで同じ指導をすることで、飛躍的に学力を向上させることに成功させています。
 他にも校庭のポールには高々と国旗を掲げていますし、授業間の移動は無言移動を励行し廊下は右側通行徹底、清掃においても無言が励行されています。
 そして職員室を見て大変驚いたのは机の上が大変きれいな事でした。子供を躾るにはまず、教師自ら正している姿勢が垣間見えました。
 また、熊野町では小学校から制服を採用しており、学校と家庭の区別をきちんとさせていることは共感できました。
 


秦野の子供達にも同じ指導や躾を施してほしいと感じました。
 議員活動も十年目の節目を迎え、その間教育委員会には様々な提案をしてきましたが、秦野市の教育施策には満足出来るレベルには程遠いと感じています。
 今回の勉強などを生かして議会活動、そして、はだのっ子の学力が向上するように頑張って行きたいとと考えています。

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