2013年7月25日木曜日

ラジオ体操を確り子供たちに教えよ!



日本のラジオ体操は大正十四年三月にアメリカのメトロポリタン生命保険会社により健康増進・衛生思想の啓蒙を図る目的で考案され、広告放送として放送されていた世界初のラジオ体操が基となっています。同年、保険事業の視察で訪米した現在の株式会社かんぽ生命保険の猪熊監督課長がアメリカでのラジオ体操を知り、
 私たちの子供の頃はラジオ体操と言えば、体育の授業の始まりと共に行われ準備体操といえばラジオ体操で、子供会では、夏休みに子供達の生活が乱れないように朝六時半にはラジオ体操を行っていました。
 しかし、現在では毎年夏の風物詩になっている子供会のドッチボール大会で行われている準備体操のラジオ体操はとても立派ですと言い難いものです。
 教育委員会に市内小中各学校でのラジオ体操の実施状況を問いただしてみると小学校では六校、中学校では三校でした。
 社会に出ても就業前にラジオ体操をする職場も多い事などから全校でラジオを教育することを訴えました。

日本に帰国したのち、日本でもラジオ体操を行う事を提案しました。昭和二年にラジオ体操を行う事を決定、昭和三年に簡易保険局を中心に日本放送協会、文部省等の協力の下制定し、同年11月1日に天皇の御大典記念事業の一環として放送を開始しました。日本で最初の考案者は体育学者の大谷武一で正式名称は国民保健体操です。NHKで放送を担当したのはラジオ体操のために採用された元軍人の江木アナウンサーで彼は初回からブリーフパンツ一枚で、マイク前で体操をしていましたが「照宮成子内親王もラジオ体操に御執心なり」と聞き及ぶや濃燕尾服に蝶ネクタイを締め、正装に身を包んだ上で放送に臨むようになり、実際の振り付けは郵便局員が全国に周知した歴史があり、現在の体操は三代目で過去二度改訂が行われています。

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